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市原新チームの名称は「VONDS市原」

 以前にも取り上げたSAI市原サッカークラブの後を継ぎ、市原サッカー協会が主体となり、元ジェフの池上正氏が監督を務める新チーム。
 「3月6日にお披露目になる」と報じられていたので、詳細が気になっていたのですがようやく千葉日報の方で記事がアップされたようです。


 新チームの名称は「VONDS市原」。
 「VONDS」と書いて「ボンズ」と読むそうで、人を繋ぐ絆という意味の「BOND」と勝利の「V」をかけあわせた名前になるそうです。
 市原市サッカー協会主体で、市民クラブを目指すということで、もっとシンプルな名前になるのかと思っていたのですが、意外な名前になりましたね。
 チームカラーの方はグリーンなったそうで、このあたりさすがにジェフの方も意識してくれたのかな?なんて思うのですが。

同市は、かつてジェフ市原・千葉のホームスタジアムがあったことからサッカーが盛ん。子ども、学生、社会人など全ての年代が、育成やプレーに参加できる本格的な市民クラブを−と同協会が呼び掛けた。自治体サッカー協会主体の市民クラブは珍しい。

 やはりこのあたりの考えが、池上コーチと新チームの根底にある部分なんでしょうね。
 誰もがプレーできる本格的なクラブチームを設立する。
 そして、サッカーというスポーツを通じて、様々なことを学んでいくと。
 それを成立させるためにも、市民からの賛同を得て賛助金の下で活動していきたいということですね。
 このあたりが、新しい試みということになるのではないでしょうか。


 そういった部分が理念としてあるのであれば、Jリーグ入会というのは趣旨とは異なる部分が出てきてしまうようにも思いますし、JFL入りを目指すという目標設定も自然な流れなのかなと思います。
 なお、3月20日には発足会がしないで行われるとのことです。



 個人的な意見は、ブログやtwitterで述べたとおり。
 最近のジェフはジェフリザの運営やおとどけ隊の活動を見ても普及よりも営業に力を入れているのかな?といった印象を受ける中、普及面のスペシャリストである池上さんが市原でこういったチームを立ち上げてサッカー普及を頑張っていこうとされるというのは、むしろ自然な流れのようにも感じます。
 その中でジェフは普及の面をどのように考えて行くのか…という部分が、ジェフリザの運営なども含めて今後問われていく部分なのではないかなと思います。