間もなくリオデジャネイロ五輪が始まりますが、それを前にU-23日本代表がU-23ブラジル代表と対戦しました。
結果は0-2で日本の負けとなりましたが、スコア以上の大差だったと思います。
2014年にフル代表が対戦して、0-4で敗れた時と合わせて、ブラジルとは大きな差を感じてしまいました。
これが相性によるものなのか、それとも世界の強豪と日本の差は思った以上についてしまっているのか。
海外で活躍する日本人選手が増えているとはいえ、海外のトップチームで主軸として戦えている選手は決して多くない。
それを考えると、いつのまにか差が広がっている可能性もあるのかもしれませんね。
もちろんチームとしてもっとうまくやれれば…と思うシーンも少なくはなかったですが、それ以上に個々の能力差などベースとなる部分での力不足を感じてしまいました。
この差を埋めるのは、やはり普段からのJリーグなどでのプレーの質や意識を高めていくしかない。
そこがやはり基本なのではないでしょうか。
ちょうどジェフも横浜FC戦で同じようなミスが目立っていましたが、裏抜けに対してのスルーパスのミスが非常に多かった。
そういったミス1つ1つをチャレンジしたから仕方がない…とするのではなく、しっかりと成功させるようにしていかないといけない。
そういった細かなところから、レベルを上げていく必要性を感じました。
五輪本番に向けては、これがブラジルとの差なのか、それとも五輪本番でも苦戦してしまうのかは、蓋を開けてみないとわからないところがあると思います。
大戦相手のチームの質やモチベーションによっても、大きく結果は左右されることでしょうし。
ただ、ブラジル戦によって選手たちが委縮しないことは、どちらにせよ大事なのだろうと思いますが。