当ブログはプロモーションを含みます

堅守の秋田からゴールを奪って今季初の4連勝を

 熊本を1‐0で下したジェフは、ホーム連戦で秋田と対戦します。
 今季初の4連勝をかけて、戦うことになりますね。

 秋田戦を改めて振り返ると、相手が守備的に戦い遅攻の展開が増えた中でも、しっかりと攻撃の形を作れたことが収穫だったと思います。
 また、秋田戦ではじっくりと戦う時間も作れたと思います。
 後方でゆっくり様子を見るシーンもあったし、プレスにいっても無理には追わない時間帯もあった。

 藤枝戦、磐田戦とキックオフ直後からハイプレスで戦い、後半は失速した試合が続いてしまいました。
 猪突猛進が過ぎるのではないかと思うこともあっただけに、多少なりとも時間を使える戦い方が見られてよかったと思います。
 今後はそれを織り交ぜることができるかがポイントでしょうか。


 明日対戦する秋田も守備的なチームですが、熊本とは守り方が異なります。
 4‐4‐2でボックスを作る守り方がベースとなっており、そこから前に厳しいプレスをかけてくるチーム。
 熊本のようにマンマークでついていってバランスを崩すことは少なく、チーム全体で組織的に守るイメージです。

 フィジカル重視でスタミナも豊富なチームですので、球際が非常に激しく圧力も強い。
 引いた時のスペースの埋め方もうまいですから、カウンターも狙いたいところですが、遅攻も当然必要となるでしょう。
 3月に対戦した時には0‐1の完封負けを喫しているだけに、あれからどれだけ攻撃面が成長したのか見せて欲しいところでもありますね。

yukkuriikou.hatenablog.com

 攻撃面ではともかく縦に速く展開して、サイドからクロスを上げる展開が基本。
 FWがサイドに流れて起点になる動きも多く、アーリークロスも積極的に蹴ってきます。
 スピードのあるボールを蹴って誰かが触ればゴールという意図だと思いますから、中央でのフィジカル勝負ももちろん重要ですが、サイドで簡単に蹴らせない守備も大事だと思います。

 しかし、そのサイド攻撃もさすがに相手に読まれて対策されるようになってきたのか、現在の秋田は得点力不足に悩まされています。
 ここ6試合勝ち星のない秋田ですが、その間の得点数は3ゴールのみ。
 シーズントータルでも、ここまで総失点は34で5番目タイに少ない数字ですが、総得点は26でJ2で最少に留まっています。


 ただし、順位は14位とジェフの11位と大差があるわけではないですし、特徴的なスタイルで戦うチームなだけに難しい試合になるかもしれません。
 6試合勝ち星なしとはいえ、その間の成績は4分2敗。
 前節も上位の磐田相手に、1‐1で引き分けています。

 秋田は得点力が低いため勝ちきれないのでしょうが、失点数は少ないので引き分けには持ち込めているところがあるのではないかと思います。
 しかし、ジェフはここから順位を上げて、プレーオフ進出を目指す立ち位置にいるわけですから、勝点3が欲しいところ。
 引き分けではあまりおいしくはないわけですから、相手の狙う試合展開にはしたくないところがありますね。


 ジェフは3連勝中も内容が良く、雰囲気も良好なのではないかと思います。
 今夏加入したドゥドゥと周りの連携もさらに深まっていて、チームのラストピースになりつつあるように思います。
 開幕前は外国人選手なしで心配する部分もありましたが、シーズン途中だったからこそできた補強だったようにも思えます。

 このあたりは、水曜日に投稿したYoutubeの動画でもお話ししました。

www.youtube.com

 ここまで良いチーム作りが出来ているからこそ、結果が欲しいところ。
 次の秋田にもしっかりと勝って、さらに上を目指していきたいですね。