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ドゥドゥが2ゴールもPKを外しハットトリックならず

 東京V戦ではドゥドゥのスペシャルなゴールで、2点を先制しました。
 夏にジェフに加入したドゥドゥですが、早くもこれで7ゴール。
 それまではJ3今治で8ゴールを上げているので、合計でいうと今年で15ゴールも上げていることになります。

 特に先制点は見事なゴールでした。
 左SB佐々木からの大きなサイドチェンジを逆サイドに回っていたドゥドゥが受けると、ドリブルで中央へ持ち込みます。
 対面した加藤を切り返して交わすと、そのままミドルシュートを放ち、ゴールを上げています。


 ジェフは立ち上がりこそロングパスで攻め込んでいきましたが、それ以降は東京Vのプレスに押され気味でした。
 中盤での攻守の切り替えでも劣勢に立たされ、苦しい展開だっただけに、この一発は非常に大きかったですね。

 これが決まったのが19分で、さらに22分にもドゥドゥがゴール。
 こちらは相手のスローインからのパスミスで、ちょうど中央に寄っていたドゥドゥが拾いミドルシュート
 これが相手の足にもあたり、軌道が変わってゴールと言う流れでした。

 ミスからのプレゼントボールということで、ドゥドゥの前は空いておりふりーなじょうきょうではありましたが、思い切りの良さがゴールに繋がったシーンだと思います。

 この2点でジェフは落ち着きを取り戻せましたし、試合の流れにおいても大きな2ゴールだったはずでした。

 さらに、55分には流れるようなカウンターから、呉屋が倒されてPKを得ます。
 呉屋がPKを得たわけですから、本人が蹴るのかと思ったのですが、キッカーはドゥドゥ。
 タイミングを大きく外すフェイントをかけますが、GKマテウスは動じずシュートを止められ、こぼれ球もドゥドゥが外して追加点を逃してしまいました。


 ドゥドゥとしてはハットトリックも頭に過ったでしょうし、周りの選手としてもあのスーパーな2ゴールを目の前で見た後となると、ドゥドゥに任せるしかなかったのかもしれません。
 呉屋にラストパスを送ったのもドゥドゥでしたし、PKの権利はあるという判断もあったのかなと思います。
 ただ、得てして好調な選手はPKを外すもので、欲も出たのかなと思います。
 
 ドゥドゥはこの日もしっかり戻っての守備もしていましたし、ハードワークを見せていました。
 ただ、ちょっと自分が目立ちたいというか、自分で試合を決めたいという欲が強いのかなと思う時もありますし、そのあたりが課題でもあるのでしょうか。
 さらに、ファール関連でのアピールが大きいのも今後心配なところで、この日もイエローカードを受けてしまっています。


 また、この日も67分と、比較的早いタイミングで交代となっています。
 ハードワークが求められるサッカーなので仕方のないところもあるとは思うのですが、ドゥドゥは毎試合90分間持たない。
 この交代直前には守備から攻撃に移る際にフラフラと歩いていましたし、完全にガス欠だったのでしょう。

 33歳という年齢もありますし、体力的な課題が一番の課題とも言えるのかもしれませんね。
 ただ、あの2ゴールはお見事でしたし、十分にタスクはこなしたと思います。
 PK失敗から流れが悪くなったとも言えなくはないでしょうからそこは残念ですが、うまく周りが手綱を締めながらもドゥドゥの得点力には今後も期待したいところだと思います。