スプリントレースも行われたブラジルGP。
しかし、優勝はスプリントも決勝も、レッドブルのフェルスタッペンでした。
新たに始まったスプリントですが、結局は決勝と似た展開になってしまうというのが、課題の1つと言われています。
スプリントで2位になったのは。マクラーレンのノリスで3位にはレッドブルのペレス。
決勝でも2位はノリスでしたが、3位にはペレスとの接戦をものにしたアストンマーチンのアロンソが付けました。
実に0.053秒差と近年のF1でも珍しい僅差のバトルでした。
The official photo finish image 📸
— Formula 1 (@F1) 2023年11月5日
Just 0.053s separated Alonso and Perez 😮#F1 #BrazilGP pic.twitter.com/S6WZjswb48
メルセデスは特にミディアムタイヤでのレースペースで大きく苦戦し、フェラーリもトラブルもあって結果を残せず。
そんな中、活躍したのがアルファタウリの角田でした。
スプリントシュートアウトではQ1、Q2とギリギリ突破のタイムでしたが、最終的にフェラーリの2台を上回る6位に。
スプリントでもタイヤの優位もありましたが、メルセデスのハミルトンを抜いて6位。
決勝でも序盤にミスもありましたが、9位でしっかりとポイントを持ち帰りました。
メキシコGPでの活躍でチームメイトのリカルドがついに覚醒したと海外では報じられていましたが、やはり角田のブラジルでの活躍を見ても、単純にマシンの性能が上がっている。
シンガポールGPでのアップデートが、機能し始めているというのが大きいのではないかと思います。
結果的にこの3連戦では、お互いに不運などもあってアメリカGPでは角田が5ポイント、メキシコGPではリカルドが6ポイント、ブラジルGPでは角田が5ポイントとお互いにポイントを取り合っていることに。
コンストラクターズランキングも浮上し、ウィリアムズに7ポイント差に迫る8位に。
今年も残り2レースということで、ウィリアムズを上回れるか注目ですね。
今週末は初開催のラスベガスGPということで、市街地コースとの相性も含めて、うまく対応できるかがポイントとなるのではないでしょうか。
ちなみに、ラスベガスGPはナイトレースということで、結果的に日本時間でも見やすいスケジュールになっています。
また、なぜかアルファタウリはガンダムとのコラボレーションを実施。
suit up and get ready for action at the Vegas GP! 🏁
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) 2023年11月7日
we are joining forces with @GundamInfoNA for the #VegasGP, bringing the iconic Gundam series to the race track with special decals on the cars and much more!
find out more about the partnership 👇
北米のバンダイナムコが主導したようですが、アルファタウリ仕様のガンダムもかっこいいですし、どのような展開になるかも気になるところです。
このコラボを次につなげるためにも、角田には良いレースを期待したいですね。