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今年もJリーグ選手名鑑の季節がやってきました。
選手名鑑を見ると、いよいよ開幕といった気持ちも高まりますね。
エルゴラでは今年も上記の選手名鑑に加え、ハンディ版とプレーヤーズガイドも販売されるとのことです。
当ブログでも開幕前のJ2順位予想が定番となっていますので、今年もやっていきたいと思います。
なお、順位予想はYotubeの方でも公開しております。
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ただし、Youtubeでは各チームの移籍動向を一覧で追いつつ、チーム状況をメインで振り返りましたが、ブログでは各チームの予想の意図をより詳しく話していきたいと思います。
今回は1位予想から10位予想まで。
1位:横浜FC(昨年J1・18位)
J1からの降格ということで、ヒアン、山下などを中心に移籍も少なくなかったですが、福森、中野などJ1級の選手も補強。
さらにボランチやCBなどは主力の選手が残った印象です。
また、昨年終盤は大崩れせず、四方田監督は2度のJ1昇格経験があることも踏まえて、1位予想にしました。
ただ、攻撃陣に若干の不安も感じるのですが、そこでジェフサポとしても注目なのがジェフU-18出身のソロモンと柏U-18出身の森海渡の存在ではないかと思います。
年齢も1歳差の2人が共存するのか、ポジション争いをするのか。
お互いに出場のチャンスはあると思うだけに、どちらが攻撃の軸となるのかが、チームのカギを握っていると思います。
2位:清水(昨年J2・4位)
戦力で言えば変わらず豊富とはいえ、チアゴ・サンタナ、鈴木義宜など、主軸選手が流出。
秋葉監督は頻繁に選手を変える傾向もありますし、序盤はチームが固まらず苦戦する可能性もあるのかなと思います。
昨年も若干勝負弱さを感じたところもあり、2位予想にとどめました。
ただ、今年は秋葉監督が開幕から指揮を取れる上、ここに来てブラガ、タンキを補強。
この2人が薄かったFWのポジションを埋められれば、状況も変わるのかもしれません。
3位:ジェフ(昨年J2・6位)
ブログなどでは何度か話していますが、昨年7連勝後の状態はあまり良いものではなかったと私は感じています。
昨日も取り上げたように、ドゥドゥが中に入っていくと渋滞が起こって小森などが活躍できず、ドゥドゥが外に張るとゴール前が薄くなる。
それらも含めた遅攻の整備が課題ですが、小林監督はともかく球際勝負とハイプレス志向なところも正直心配なところです。
さらに左SBの選手層などは、上位争いのチーム中でも薄い方だと思います。
もちろん2位予想も考えたのですが悩んでいる時点で自信がないんだなと思いましたし、ここからどう巻き返すのかを期待したいと思います。
4位:長崎(昨年J2・7位)
昨年はPO進出を逃しましたが戦力は十分でしたし、結果的に下平HCが実質監督に就任したこともプラスではないかと。
フアンマ、マルコス、マテウスは個人能力も高いですし、気の利いたプレーが出来る日本人選手たちもいて、全体的な層も厚いと思います。
注目は一度は契約満了になった秋野で、まさかのキャプテン就任。
怪我などに不安要素があるなのかなとも思ったのですが、キャプテンとなるとしっかり戦えると計算した上での再契約だったと思いますし、秋野復活となればチームも盛り上がるのではないでしょうか。
新スタジアムの完成も控えていますし、ライバルからすると怖い存在だと思います。
5位:甲府(昨年J2・8位)
注目はFC東京から加入したアダイウトンで、昨年も29試合に出場し3ゴール、一昨年にいたっては31試合に出場し12ゴールをあげています。
磐田時代にJ2で暴れたシーズンも思い出しますが、コンディションさえ整えば脅威の存在となると思います。
ただ、選手の退団も多く、特に松本凪生、中村、蓮川、井上と主力ボランチとCBの4人が抜けたダメージは小さくないと思います。
再構築に時間がかかるかもしれませんし、昨年後半の巻き返しも後方からのビルドアップがベースにあったと思いますから、5位としています。
6位:山形(昨年J2・5位)
氣田、加藤、杉山、坂本と2列目に豪華面々を補強し、層の薄いジェフとしては羨ましく感じるほど。
ただ、点取り屋のチアゴ・アウベスは放出してますし、この中で誰が二桁得点を上げられるのかと考えると、若干ゲームを決める、止めを刺すという点においては不安もあるのかなと思います。
さらに、DFラインも右SB岡本、左SBとCBをこなせる安部を補強してはいますが、抜けたのはCB野田と左SB小野。
左右SBをこなせる川井やCBに西村、熊本などがいるとはいえ、最終ラインの層は薄くなった印象です。
山形も上位候補ではあるとはいえ、マイナス面も感じるオフだったのかなと思いこの順位にしました。
7位:岡山(昨年J2・10位)
岡山も下馬評は高い印象がありますが、チアゴ・アウベス、坂本、ソロモンなどが抜け攻撃陣は作り直しに。
グレイソン、ガブリエル・シャビエルといった選手たちが、どこまでやれるのかに注目が高まります。
しかし、長身FWのグレイソンは昨年K2で13ゴールを上げたくらいで、そこまでのビックネームではない模様。
ガブリエル・シャビエルも2022年は札幌で29試合出場の3ゴール2アシスト、2021年は名古屋で20試合出場の0ゴール0アシストという成績を見ると、以前ほどの期待は出来ていないイメージがあります。
とはいえ、全体的な層は厚いチームだと思いますので、攻撃陣の爆発次第となるのかもしれません。
8位:仙台(昨年J2・16位)
16位からは大幅な上昇ですが、昨年も選手の質は高かったものの全体のモチベーションが上がらなかったのか、目標がはっきりしなかったのか、チームとして戦えていなかった印象がありました。
そこを森山監督が改善できれば、ジャンプアップできる可能性のあるのではないでしょうか。
とはいえ、今オフは山田、氣田、エヴェルトン、キム・テヒョンなど、有力選手がかなり抜けてしまった印象があります。
それでも中島、郷家、鎌田、長澤、菅田など、タレントは残っている状況。
若干中盤が薄い印象もありますが、そこは森山監督の若手育成能力にも期待する形となるのでしょうか。
9位:大分(昨年J2・9位)
オフに高畑、坂、上夷などがJ1へ個人昇格。
対して補強に関しては薩川、藤原くらいで、予算の厳しさを感じるオフでした。
片野坂監督が復帰したのも、少ない予算の中で苦肉の策だったのかなとも思います。
ただ、成功した前回とは状況が違って作り直しというより立て直しを任されることになるのではないかと思いますから、今回の方が難しいのではないかとも。
それでも渡邉、野村、弓場などはいるので、大崩れはしないという予想にしました。
10位:徳島(昨年J2・15位)
昨年8月末にラバイン監督が退任となり、吉田監督が就任。
スペイン人監督路線は終わってしまいましたが、監督交代後に順位が上がったことも踏まえこの順位に。
ただ、オフには森、白井、櫻井、安部などが退団。
特にボランチの白井が抜けた穴は大きい上に、吉田監督も過去に上位進出を果たしたことはほぼない監督ですので、10位ということにしました。
ボランチの軸が早期に見つかるかがポイントになるのでしょうか。