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ルヴァンカップで敗れた鹿児島と早くも再戦 前回対戦時の課題を解決できるか

 ジェフは先週末行われた第3節群馬戦で、3-1の勝利を上げています。
 これにより、藤枝戦と合わせてリーグ戦2連勝ということに。
 まだ3試合とは言え、開幕戦は2-3で落としているだけに、少しだけ安心できる連勝ですね。

 ただし、2連勝の合間に行われたルヴァンカップは、0-1で初戦敗退。
 メンバーを落としていたとはいえ、それは相手も同じ状況だっただけに、言い訳にはしづらいところもあります。
 その相手が明日再戦する鹿児島ということで、早くも借りを返すチャンスということにもなります。


 今季からJ2に再チャレンジする鹿児島は、ここまでのところ1勝1敗1分。
 開幕戦で群馬に1-1と引き分け、第2節徳島戦では2-1と勝利を上げますが、前節いわき戦では1-3と敗戦しています。
 まだJ2での戦いがどちらに転ぶのか、わからない状況だと思います。

 試合内容に関しては前線へのロングボールを織り交ぜつつ、ワイドに選手が開いて、ポケットを狙っていく攻撃が特徴的ではないでしょうか。
 ただ、失点が多い点が気になるところで、前節いわき戦では相手のロングボールに押し込まれ、ワイドな展開にも苦しみました。
 4バックの外を突く攻撃にうまく対処できず、左右に揺さぶられれる苦しい試合といった印象でした。


 この辺りチームの特徴と印象に関しては、一昨日アップしたYoutubeでもお話ししました。
 J2全チームの印象を取り上げているので、ご視聴よろしくお願い致します。

www.youtube.com

 ジェフとしても、いわきが鹿児島のサイドを突いた攻撃は参考になるのではないでしょうか。
 逆にルヴァンカップでの試合は、お互いにメンバーが大きく異なるだけに、あまり当てにならないかもしれません。
 鹿児島もキープ力の高いンドカ、相手の間で受けられる田中、経験豊富なボランチ藤村など、センターラインに有力な選手を補強していますが、いずれもルヴァンカップではお休みでした。

 もっとも、その主力選手を起用して、先週のいわき戦は敗戦。
 ルヴァンカップでは控え組を起用して、直接ジェフに勝利しているだけに、意外と選手起用を悩むのは鹿児島の方かもしれませんね。 
 特に前線はンドカのキープ力も捨てがたいですが、前への圧力で言えばベテランの藤本の方が期待できるのではないでしょうか。

 ジェフのルヴァンカップ出場メンバーもそれぞれ持ち味は出せていましたが、やはりリーグ戦のメンバーは総合的な能力が高く連携面も含めて、攻守にワンランク上の戦いが出来るのではないかと思います。
 ただ、若干心配なのが、日高が前節群馬戦で負傷交代していること。
 左SBは層の薄いポジションでもありますし、日高は昨年も怪我がちでしたから、今後への影響が気になるところです。


 前回のルヴァンカップ鹿児島戦では攻め込みながらも得点が奪えず、0-1で敗れています。
 主力メンバーはお休みだったとはいえ、攻撃を仕掛けながらもゴールを奪い切れず勝点を落とす試合は、昨年に何度も見てきたパターン。
 この課題が主力選手の復帰で改善できるか、注目ではないでしょうか。

 アウェイ連戦が続きますが、ルヴァン杯での敗戦もありますし、ジェフとしてはモチベーションの高い試合となるのではないかと思います。
 Jリーグの先輩としても、意地を見せたいところですね。
 続く水曜日には優勝候補の一角である清水との対戦も控えていますし、連勝を続けて勢いを増していきたいところだと思います。