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シンガポールGP レース後にリカルドがRB離脱しローソンの昇格が決定

 シンガポールGP、RBの角田裕毅は金曜日から好調で、FP1で5位、FP2で4位。
 FP3で11位で、予選でも久しぶりにQ3に進出し、8位につけました。

 しかし、決勝スタートで後れを取ると、スタートのミディアムタイヤを引っ張るも苦戦。
 レース後のコメントからすると、セーフティカーが入る展開を期待していたようですが、大きな波乱のないレースで終わってしまいました。 
 レース終盤に、ソフトタイヤに履き替えて巻き返すも、12位でフィニッシュとなっています


 久々に序盤の接触もなく、レースでもしっかりと走って終わったことになりますが、予選までは好タイムを出せていただけに、ポイント獲得ならずという結果は残念な結果でした。
 ただ、チームメイトのリカルドは予選で16位、決勝でも18位に終わったことを考えると、チームメイトとの勝負では大差をつけたことになります。
 そして、そのリカルドはレース前からシンガポールGP後にチームを離脱する報道が強まり、実際に残りレースはリアム・ローソン

 個人的にはスポンサー確保や開発能力等も考えれば、今季終了まではリカルド続投の方が良いのではと思っていました。
 ただ、レッドブルグループとしては、本家チームの不振もあって、残りレースでローソンを試したいのではないかという報道の流れとなっています。
 とはいえ、昨年のローソンの走りを見ると、そこまで極端に速いドライバーではないように思うのですが、そこは角田に証明してほしいところ。


 その本家レッドブルは、シンガポールGPで苦戦しながらもフェルスタッペンは予選で2位、決勝でも2位フィニッシュと、最小限の怪我で抑えたのはさすが。
 しかし、一方で同僚のペレスは予選で13位と失敗すると、決勝でも10位止まりで終わっています。
 ある程度予想はしていましたが、やはり得意なアゼルバイジャンで速かっただけで、ペレスの苦悩は変わっていないように思います。

 優勝は圧倒的な速さを見せたランド・ノリスで、ポールトゥウインを達成。
 3位にはピアストリと、マクラーレンでフェルスタッペンを挟む格好となりました。
 もはやコンストラクターズタイトルでのレッドブルの再起は厳しそうですが、ドライバーズタイトルでもついにノリスが圧勝したということで、ここから猛追体制とは言っていくのかもしれません。

 しかし、F1はここでなぜか1ヶ月のお休みということで、盛り上がってきたチャンピオン争いに水を差す日程となっています。
 次は10月3週目に行われるアメリカGPで、そこからアメリカラウンドがスタートすることに。
 ただ、夏休みとは異なりファクトリーは稼働できるはずですから、この1ヶ月の開発で何かが変わかる可能性もあるのでしょうか。
 RBも大きなマシンの変化が噂されていますし、シーズン終盤の挽回を期待したいと思います。