水野の移籍騒動でスポークスマンとして海外デビューされた、利渉広報が書かれているコラムです(笑)
08シーズンを戦うジェフユナイテッド市原・千葉の新監督に、ヨジップ・クゼ氏の就任が決まった。
クゼ新監督は、クロアチアの名門ディナモ・ザグレブで選手として活躍。監督としても同チームで指揮をとり、ボバンや、98年のフランス・ワールドカップで得点王になったスーケルなど、日本でも有名な選手をはじめ、数多くの国際的なプレーヤーを育ててきた。06―07シーズンには、クロアチアリーグで優勝に導いている。また、96年から、Jリーグ、ガンバ大阪の監督を務め97年セカンドステージでは2位、オーストラリア、ドイツでも指揮をとり、数多くの優勝を経験している国際的な指導者である。
サポーターの力が一番重要とのこと。
「ジェフを強くするために来ました。私はサポーターの皆さんの力を一番重要だと考えています。全力でがんばりますので、力を貸してください」と力強く話したクゼ新監督。その確かな手腕が、ジェフを新しいステージに導いてくれるはずだ。ぜひ、新監督に温かい応援をお願いしたい。
最近、「今シーズンは例年以上にサポーターが頑張らなければ」という声を聞くようになりました。
それ自体は素晴らしいことだと思うし、それこそが本来あるべき姿なんだと私は思います。
しかし、一方で昨年なぜそれが出来なかったのか。
なぜアマル監督と現場を信じてサポートできなかったのかと、今でもとても残念に思います。
たぶん今年は一気に主力が抜けて、危機意識が増したのだと思います。
あるいは、「J1残留」という明確な目標が出来たのも大きいのかもしれません。
けど、去年だって辛かったはずです。
阿部と坂本が抜け、クルプニとハースの変わりは補強できず、日本代表組と五輪組は過密日程でほとんど動けやしなかった。
こんな状況で、クゼ監督が監督を引き受けてくれたのは素直に嬉しいことです(もっとも主力が抜けることは知らされていなかったようですが)。
しかし、アマル監督だって楽な状況じゃなかったし、イビチャ監督と比べられるというプレッシャーは想像を絶するものだったと思います。
逆にクゼ監督は主力が放出したこともあり、ノンプレッシャーで戦うことが出来るでしょう。
地道に土台を作っていけば、いいわけです(アマル監督だって、そうしたかったんでしょうに)。
今シーズンに向けて気合を入れる前に、そのあたりをもう一度振り返るべきなんじゃないかと思います。
でないと、また同じミスを繰り返す可能性もあるのではないでしょうか。