久々に西部さん以外のライターさんに取り上げて貰った気がするので、紹介したいと思います(笑)
そんなジェフのポジティブな流れの立役者は、何といっても、アレックス。攻守にわたり、まさに「鬼神」の活躍でした。特にディフェンス。その、疲れを知らない「チェイス&チェック」や「インターセプト」はたまた「泥臭いボール奪取アタック」によって、ジェフ中盤の守備(ボール奪取プロセス)がどれほど活性化したことか。
アレックスのプレーを観ていて、やはりボール奪取プロセスのキーポイントは「守備の起点」にあると再認識させられたものです。「そこ」がしっかりとしていれば、イメージを膨らませる周りのチームメイトによる次の守備(ボール奪取プロセス)が創造的にパワーアップするのも道理なのですよ。 (湯浅健二)
アレックス、良かったですね。
やはりアレックスを活かすためには中央である程度好きなようにやらせた上で、アンカーの仕事は他の選手に任せるって感じの方が良さそうです。
そのためにも守備専門でアンカーを任せられる大輔が重要ということなのかもしれませんねぇ。
私も谷澤の運動量が時折落ちてしまうのは残念に思ってしまいます。
ところで、素晴らしい才能に恵まれたジェフの谷沢達也。彼が秘めるレベルを超えた天賦の才ゆえに、そのプレーを観るたびに、残念な気持ちで一杯になる。もちろん、アレックス・ミラー監督のウデによって、忠実にディフェンスに入ったり、攻撃でも、ボールがないところでも「より」しっかりと走るようにはなったけれど、やはり、まだまだ「意志の強さ」が足りない。
守備では、もっともっと積極的にボール奪取プロセスに絡まなければならないし(そう、チームメイトのアレックスのように!)攻撃でも、チームにとって大変な価値を発揮する得意の勝負ドリブルを「より有利なカタチ」で仕掛けていけるように、もっともっとボールがないところで動きつづけなければならないのですよ。
湯浅さんは守備面での話しからアプローチしていますけど、攻撃面でも同じこと。
良い時の谷澤は凄いプレーを見せてくれるのだけれど、それがコンスタントに続かない…。
そこがなかなか評価しづらいところだと思います。
そういってしまうと批判のようにとられてしまうのかもしれないけれど、湯浅さんも言っているように才能があるからこそ残念に感じてしまうのです。
より高いレベルでの話しで、ということですね。
谷澤がコンスタントに90分間攻守に安定したパフォーマンスを見せられるようになれば、代表だって見えてくるはずだと思うのですが…。
そのあたりが工藤が代表に呼ばれ、谷澤が呼ばれなかったことにつながってくるのかもしれません。
谷澤がもう一皮向けてくれれば、面白いことになると思うんですけどね。
ジェフの現状が良くないから、それでも谷澤だけが良く見えてしまう…あるいはチームが谷澤に頼ってしまうところがあるのですが、それでは谷澤自身にとってもチームの将来にとってもいいこととは言えません。
年齢も年齢ですし、ジェフに来て2年目ですし、谷澤のポテンシャルを考えれば、もっともっと上を期待してもいいんじゃないかと思っています。