かなり久しぶりに、ジェフの話題を取り上げます。
こんなにジェフの話題から遠のいたのは、東日本大震災の中断以来でしょうか。
ただ、あの時の方が中断期間は短かったですし、今回の方がサッカーから遠のいている印象は強いですね。
新型コロナウイルスの影響もあって、Jリーグが長期中断。
そんな中で、ジェフの公式サイトは有料会員コンテンツ「UNITED ONLIE」内の「ユナパレポ」を期間限定で一部公開しています。
現在、ジェフは選手やスタッフとファン・サポーターの接触を避けるため、非公開練習が続いています。
こういった状況で元気な選手の姿が見られるのはありがたいことですし、素晴らしい試みなのではないでしょうか。
なお、無料公開しているのは、2月24日(月)更新分からで、4月16日(木)までとなるそうです。
「UNITED ONLIE」内の「ユナパレポ」も、長く続いていますね。
ただし、「ユナパレポ」は当然ユナイテッドパークに練習場が移ってからの名称で、以前は「姉崎日記」という名前でした。
フットパーク姉崎からユナイテッドパークに移転したのは2009年ということで、あれからもう10年以上たっていることになるのですね…。
現在は無料公開中とはいえ期間限定ですので、詳しい内容に関しては触れません。
しかし、非公開という状態が続いていますが、練習は実施しているであろうことは伺えます。
ジェフのトップチームは新型コロナウイルスによるJリーグ延期から、大きな休みなく動いていることになるのではないでしょうか。
一方でこの中断期間中に、大型連休を取っているクラブも少なくありません。
こちらは3月末の記事で、まだ4月末からのJリーグ再開を目指していた時期の話ですが。
www.goal.com
セレッソ大阪とサンフレッチェ広島は28日から4月2日まで6連休、ガンバ大阪は28日から4月3日までの7連休に。浦和レッズは26日から4月2日までの8連休としている。(中略)ヴィッセル神戸は27日から4月6日まで11連休とすることを発表。
その後、神戸などで選手に感染者が出たこともあって、G大阪は17連休にもなるそうです。
www.nikkansports.com
連休を取る理由は、2つ考えられるのではないでしょうか。
1つには単純に新型コロナウイルスへの対策として、選手やスタッフ間の接触を避けるため練習を中止するということ。
特にG大阪が中止期間を延ばし17連休としたのは、これが主な理由ではないかと思います。
もう1つ考えられるのは、長期間の中断で試合が空くので一度リフレッシュする、あるいは体を休めるというコンディショニング的な理由。
3月末の報知の記事にも、そのようなことが書かれています。
hochi.news
J1湘南は26日、チームスケジュールを27日から31日までオフとすることを発表した。5連休となる。
(中略)
心身ともにリフレッシュし、4月1日からトレーニングを再開して仕切り直しを図る。
ジェフは今年尹監督が就任して、ハードトレーニングを心掛けているようです。
それもあって、長期休暇は取らないのでしょうか。
ただ、いくらハードな練習でも、コンディションのピークを長く継続するのは難しいはずです。
コンディションにもバイオリズム的なものはあると思いますし、1年間ピークを維持するのは厳しいでしょう。
だからこそ、この中断期間に長期休暇を与えて、一度コンディションを落として、再び上げていこうというチームもあったのではないでしょうか。
とはいえ、もちろん、あえて休まない方法が失敗とも限らないかもしれない。
そこはさすがに前代未聞な展開ですし、中断明けがいつになるかもわからない状況ですから、現段階でどちらが正解とは言い難いでしょう。
ジェフもこんなにも長期間中断することが分かっていれば、さすがに最初から休みを取っていた可能性もあるのかもしれません。
いつ再開するにしても、コンディショニングやメンタル的な部分の調整は重要となりそうですし、連休を取ったチームとそうでないチーム、どちらが正解だったのかは見所の一つかなとも思っていました。
また、過密日程となるでしょうから、連戦対策も必須となるのではないでしょうか。
選手を補強して層を厚くすれば連戦には対応しやすいかもしれませんが、どこもこの中断で経営面は厳しくなりそうですから、そう簡単には補強できないかもしれません。
また、今後の情勢によってはコンディショニング云々は関係なく、新型コロナウイルス対策で連休を取らざるを得なくなるかもしれません。
ジェフのようなクラブ体制の場合、親会社の意向で休業を言い渡される可能性もなくはないでしょう。
ここから5月末まで長期間試合がないのであれば、さすがに一度休んでもいいのではないかとなるかもしれませんし、今無理をする必要性はないようにも思います。
そのあたりは、冷静にクラブとして判断する必要がありそうですね。
いずれにせよ大変な状況で選手やスタッフも対応が難しくなっていると思いますが、今は皆で堪えるしかないのでしょう。
「ユナパレポ」や広報担当も苦労しているのではないかと思いますが、頑張ってほしいですね。