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新国立で秋葉忠宏監督率いる清水と対戦 チームの熟成を期待

 まず業務連絡です。
 清水戦後ですが、ブログの更新が遅くなるかもしれません。
 ご了承ください。

 また、Youtubeの動画もアップしました。
 今回は頂いたテーマに沿って、オシム監督以前のジェフを取り上げ、いかに欧州路線でベースを作っていったのかお話ししています。
 また、前線からの守備の重要性に関しても取り上げています。

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 ついでになりますが、前回の投稿があまり伸びず寂しいので、こちらもよろしくお願いします。
 シーズン前半の反省点とジェフの前半戦MVPについて取り上げています。

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 さて、先週の連戦を何とか2勝1敗で乗り切ったジェフ。
 本格的に気温も高くなってきて、コンディションも気になる季節ですが、今週末は清水と対戦します。
 しかも、新国立競技場での対戦ということで、うまくモチベーションに変えていきたいところではないでしょうか。

 対戦相手の清水は4月に秋葉忠宏監督が就任すると、そこから怒涛の追い上げで順位を上げていきますが、ちょうど5月17日のジェフ戦で敗れると、そこからは5勝1分4敗とブレーキ。
 現在は11勝8分6敗で、6位となっています。
 上位争いをするには、さらにもう一段何かが必要なのかもしれません。

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 サッカーに関しては前回対戦時と大きく変わっておらず、相変わらず縦に鋭い攻撃を仕掛けてきます。
 前節大分戦では、乾が2ゴールを上げて2‐1で勝利。
 これで乾は3連続ゴールと調子を上げており、チームとしても乾の使い方がはっきりとしてきたのかもしれません。


 ただ、水戸時代にも何度か指摘しましたが、秋葉監督はメンバーを頻繁に入れ替える傾向がある。
 それによって新たな選手が出てくる時はいいのでしょうが、結果的にチームの勢いが止まったり、好不調の波が出来てしまうところもあるイメージです。
 それもあって清水でも就任直後の猛攻が止まり、若干の停滞感が出た部分があるのではないでしょうか。

 しかし、清水は天皇杯もすでに敗退しており、連戦も終わったタイミング。
 現在3連勝中と結果も残している上、新国立開催ということもあるので、気合も入っていることでしょう。
 大きくメンバーを変えてくるとは思えないですから、厳しい試合となるのかもしれません。


 ジェフも先週の連戦は2勝1敗とまずまずの成績を収めましたが、内容には乏しい試合が多かった。
 初戦の甲府戦は素晴らしい出来だったと思うのですが、大宮戦では相手に引かれて苦しみ、金沢戦ではシステムも入れ替えてバタバタとしてしまいました。
 試合内容を、もう一度突き詰めていかなければいけないのではないかと思います。

 特に気になるのが、直前の金沢戦の内容ですね。
 3‐1‐4‐2へ変更した意図はわからなくもなかったのですが、今までの顔ぶれと違ってぎこちなく感じた部分があります。
 GK変更でGKを使ってのビルドアップが出来なくなってしまったことも含めて、勝てたとはいえ戻さなければいけないところもあるのではないでしょうか。


 それと共にジェフも、そろそろある程度メンバーを固定すべきではないかと思います。
 今季新体制になって、さまざまなことにチャレンジしてきました。
 小林監督が新人監督ということで仕方のない部分もあったかと思いますが、ハイプレスだけでは勝てないことなどもやっていくうちにわかった部分もあるのではないでしょうか。

 現状だと特にSHの人選が固まっていないことになりますが、SHは選手のキャラクターによっても大きく動きが変わってしまうところがある。
 スピードがあって縦に抜けられる選手もいれば、中盤でパスワークに絡める選手もいるし、ゴール前に飛び込める選手や、守備が得意な選手もいるでしょう。
 それによって周りとの連携も、全体のバランスも違ってしまうところがありますから、SHの役割が固定できないとチームもなかなか安定しないのではないかと思います。


 現在のジェフは、課題の1つに安定感があげられると思います。
 連戦だと調子が落ちたり、1つ勝っても次が続かなかったり。
 そろそろチームを熟成させて、落ち着いた戦い方が出来るようにならなければいけない。

 そのためにも戦い方やシステム、選手を固定化していく必要があるのかと思います。
 もちろん、特定の選手に固定するのは難しいかもしれませんが、少なくともタイプとタスクを決めていかなければいけないのではないでしょうか。
 金沢戦のように相手に応じた戦いも必要だとは思いますが、それによって結果的に自分たちが揺さぶられてしまうようだと、安定した勝点確保は厳しいですね。

 臨機応変に戦うためにも、まずは自分たちの軸をしっかりと作りたいところ。
 特にここから戦う清水、町田は小手先のやり方では通用しない相手だと思いますから、地力が問われるのではないでしょうか。
 気を引き締め直して、頑張ってほしいと思います。