2024年、今年もよろしくお願いします。
今年は新年始まってから、哀しいニュースが続いていますね。
被害にあわれた皆様に、お悔やみを申し上げます。
ブログは本来、来週から再開しようと思っていました。
新体制発表会が行われるのが毎年今週末あたりで、実際に昨日13日に行うことが発表になりました。
当初は発表会を待ってから更新しようと思っていたのですが、予想以上に年末年始のオフの動向が激しかったので、慌てて更新を再開することにしました。
ひとまず、ここまでの動きをポジションごとに見ていきたいと思います。
GKでは新井章太の移籍が決まりました。
年末にもお話ししていた通り、GK新井の退団は予想できる範疇ではあったと思います。
昨年前半まで長らくジェフで正守護神を務めていたGK新井ですが、シーズン後半はGK鈴木にポジションを奪われ、その時期からチームが成績を伸ばしていきました。
そのため、ジェフに残っても第二GK以下の立ち位置になることは濃厚だったと思います。
さらに、オフには栃木で活躍したGK藤田が加入。
チームスタイルに合う足元の技術のあるGKだと思いますし、守護神を争う選手として補強したのでしょう。
そうなると、GK新井の立場はさらに厳しくなることが予想されていました。
そのため、新井の移籍が移籍しても不思議ではない状況。
移籍先でもポジションが確約されているわけではないでしょうが、新たなチャレンジとなれば何が起こるかはわかりません。
ジェフではある程度先が見えていたはずですから、変化を選んだということではないでしょうか。
しかし、その移籍先が昨年J1を制した神戸になるとは、ビックリでした。
神戸はGKオビなどを補強したとはいえ若いキーパーが多いですから、精神的な支柱としても考えられているのかもしれません。
ACL出場権もあるチームですから、どこかで出番を狙えるのかなとも思います。
2020年からジェフでプレーしたGK新井ですが、久々にチームに安定感をもたらしてくれたキーパーだったと思います。
いろいろな意見があったかもしれませんが、個人的にはパッションを表に出すキャラクターも、伝統的に静かな選手が多いジェフにとっては良い刺激になっていたのではないでしょうか。
今回の移籍発表でも「慶行さんに付いていけば目標は叶う」とコメントしていますが、ジェフの今後を気にかけてくれていることも嬉しいですし、結果的に自身をスタメンから降ろした監督を讃えていることからもプロ意識の高さを感じます。
ジェフとしては、年齢バランスや予算等々も考えての判断だったのかもしれません。
来年はJ1の舞台で戦えるように、共に頑張っていきたいですね。
同日に発表されたのが、GK高木和のジェフ加入。
高木和は2018年、清水からレンタルでジェフに移籍しているので復帰とも言えますが、今回は完全移籍となります。
なお、2018年は試合への出場がありませんでした。
その後は清水復帰、長崎へのレンタル移籍、東京Vへの完全移籍と渡り歩き、昨年はJ2に昇格したばかりのいわきへレンタル移籍。
GK坂田の福岡移籍もあって、25試合出場といわきのGKでは最多出場を果たしています。
しかし、第40節ではジェフとの再会を期待したのですが、前節清水戦で1‐7の大敗を喫するとそれ以降はベンチにも入れずシーズンを終えています。
足元の技術も期待できるタイプということで、現在のジェフのスタイルにはマッチしたGKなのでしょう。
正守護神候補最有力と言うわけではないのかもしれませんが、スタイルを大事にした補強をしていくんだという姿勢を、内外に見せることも大事なのかもしれません。
まだ28歳ということで、年齢構成の若返りにも成功しています。
その他のGKでは大卒新人の近藤が群馬に完全移籍、松原は長野へレンタル移籍が発表に。
一方で24歳の青嶋が、栃木からレンタルで加入となりました。
さすがに大卒1年での完全移籍には驚きましたが、こうして若い選手たちをレンタルで入れ替えて、それぞれ経験を積ませるという思惑があるのでしょうか。
これでGKは藤田、鈴木、高木和、青島と4人体制に。
この4人で戦うことになるのではないかと思います。
選手もかなり移り変わりましたし、お互いに刺激し合って成長していってほしいですね。