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オシム監督「日本は依然としてアジア最強」


「日本は普通にプレーすれば、依然としてアジア最強だ。それは私が日本にいてもいなくても同じです」
 その言葉は重かった。
 オシム前監督は、見送りに来た日本協会関係者、千葉サポーター、新聞記者、一人ひとりと握手し、しばらくの別れのあいさつをした。(FOOTBALL365日
 ジェフサポも恒例の“お見送り”に行かれた方がいたんですね。
 お疲れさまでした。
 あれ?日本代表サポは…?


 時間がわかれば、私も行きたかったなぁ。
 いつ以来、生でオシム監督を見ていないんだろう…。
 フクアリの来賓席に来られた時に遠巻きから見たのを含めないとすると、あの姉崎以来か…。
 代表監督に就任する直前、サポの気持ちを伝えようという意味も込めた集結の時以来。
 だいぶ前になりますね。


 日本代表戦はすごく気になったけれど、監督就任の経緯もあって協会に貢献するような真似はしたくなかったしね。






 ところで…。


この日は、気の利いた質問をしようと考えていたが、搭乗時間が迫り、付き添いの日本サッカー協会関係者が「そろそろこの辺で」と取材時間の終了を告げた時、私は焦って「最後に、日本を離れ、ヨーロッパに戻る率直な心境を教えて下さい」と、ありきたりで、陳腐な質問をしてしまった。
以前なら、まともに答えてもらえなかっただろうが、この日は違った。
「それは無事にたどり着いたら考えましょう」独特のオシム節は変わらないのだが、一ひねり入れた後、ストレートな表現で日本代表へ熱いメッセージを送った。
 ちょっと勘違いしてますよ。
 もともとオシム監督はあそこまでツンツンしていない(笑)


 日本代表監督になって、やたらマスコミ(あんたら)がプレッシャーをかけるから、あんなにぴりぴりしちゃったわけで。
 そういった状況にないときは、優しい普通のおじいちゃんです。





 まぁ、というか優しくなったんですよね。
 ジェフで監督をしていた初期のころも、監督はぴりぴりしていた。
 けれど、だんだん温和になって優しくなっていった。
 ジェフが納得できるチームになりつつあったということも大きいんだと思いますけど、日本の環境がそうしたんじゃないか?というようなことを「オシムの言葉」の木村元彦氏も言っていますね。





 再び来日する日程は未定とのことですが、ぜひともお土産話を聞きたいですね。
 EUROでオシム監督が何を感じ取るのか、とても気になるところです。