クロアチア・サッカーニュースさんによると、トルコキャンプ中の広島がディナモ・ザグレブとの練習試合に惜敗。
その試合で、一点目をアシストしたのが今期広島に加入したミキッチ。
個人的には非常に気になっている選手です。
ディナモ・ザグレブから移籍し、主に右サイドを主戦場としてプレーする選手だそうです。
FWやトップ下でもプレー経験があり、攻撃的な選手のようですね。
CLでのプレー経験もあり、フル代表にこそ選出されたことはないけれどユース年代の代表では活躍していて、実績は十分な選手のようです。
興味深いのは、どのポジションでプレーするのか。
ペトロヴィッチ監督は、基本的にジェフの頃のオシム監督のような戦術を組んでいます。
マンマーク気味で3バックでリベロが余る戦術ですね。
しかし、そうなると右サイドはかなり長い距離のアップダウンを余儀なくされるはずです。
それが外国人選手(しかも攻撃的な選手)に出来るのかどうか。
しかも、昨年は1トップ2シャドーで、シャドーが基本的に相手サイドバックのマークを見るサッカーだったと思います。
07年前半のジェフスタイルに近い形ですね。
そうなると、ウイングバックは相手サイドハーフという攻撃のキーマンになりがちな選手を見なければならず、守備も頑張らなければいけなくなるのではないかと思うのですが…。
このあたりをどのように捉えていくのか。
純粋に楽しみだなぁと思います。
ちなみに今期のJリーグで、“サッカー的に”気になっているのは、今回取り上げさせてもらった広島に加え、フィンケ監督の浦和、積極的な補強を行ったG大阪あたり。
単純にマークが厳しくなるであろう大分、名古屋あたりがどうなるのか(名古屋はACLもあるし)、山形がどこまで頑張れるかあたりも楽しみな部分ですね。