まずブログに関わるお話ですが、2023年10月1日から政府によるステルスマーケティング規制対策が行われるそうです。
広告掲載が明確でないと景品表示法違反になるそうで、ブログに限らずSNSなどすべてのメディアが対象です。
当ブログも一応Amazon広告をお飾りのように張っているわけですが、記事内にでかでかと表示されているのははてなブログ運営側のものです。
厳密な対応方法がわかりにくく苦慮しましたが、とりあえずヘッダーとサイドバーと一部記事に記載をしました。
いわゆるアフィリエイトブログはともかく、まともなブログは下火になる一方ですから、正直萎えるなぁと思ってしまいます。
ステマ対策は理解できるもののこれで改善するのか疑問ですし、私のような小規模ブログにとっては邪魔でしかないのですが、決まったルールですから仕方がないですね。
肝心の試合は見木友哉の劇的なゴールで、ジェフが勝利をあげました。
一発退場とPKになってしまった鈴木大輔のファールはPA外だったのではないかと思いますし、逆にドゥドゥの仕掛けはPKをもらえてもおかしくなかったと思います。
見木の相手を引っ張る怪しい守備もありましたが、不運もあって苦労した面もあったようにも思います。
しかし、そのあたりを差し引いても、難しい展開だったと思います。
栃木はやはり好調で、ボールへの出足も早く、運動量も豊富でした。
ジェフをしっかりと研究して非常に組織的に守ってきた印象で、前節秋田戦に続いてボールを持たされる時間帯が作られてしまいました。
それでもジェフの方も工夫を見せていきましたし、徐々にゴールに迫る回数は作れていた。
そこから、確実にゴールを奪うことが出来るかが課題ですね。
それでも最後は気持ちでボールを押し込んで、見木がゴールを決めてくれた試合でした。
■前半はジェフがボールを持たされる時間帯も
連勝中のジェフですが、小森がメンバー外で呉屋がスタメン。メンデスが控えから外れて、佐々木、新明がベンチに。
好調栃木はメンバー変更なし。
3連続ゴール中だった根本が、8月末に左膝前十字靱帯断裂の大怪我を負って、宮崎と大島と2シャドーになっています。
元ジェフ佐藤祥はサブスタート。
立ち上がりから、お互いに積極的な展開。
栃木は前線からプレスにいき、カウンターを狙っていく。
ジェフもそれを掻い潜り、攻撃を作っていきます。
9分、栃木の攻撃。
セカンドボールの奪い合いから、西谷が拾って右前方へ。
宮崎が受けてシュートに行きますが、GK鈴木がキャッチ。
13分、栃木の決定機。
左サイドのスローインから、大森がアーリークロス。
ファーの宮崎が頭で合わせますが、ポスト直撃。
序盤は栃木のプレスにジェフが苦しみましたが、15分頃から落ち着いていきます。
栃木は前線が引いて守る時間が増え、ジェフは持たされるような展開に。
それでも少しずつ攻め込んでいきます。
19分にはジェフの攻撃。
ドゥドゥが得た左サイドのFKから、右サイドで拾い直して田口がクロス。
こぼれ球を新井一耀が狙いましたが、GK藤田が対応。
29分にもジェフの攻撃。
中盤右で得たFK。
長い距離でしたが、田口が蹴るとニアで新井一耀が合わせますが、バーの上。
35分にもジェフの攻撃。
田口からのパスを受けた呉屋が反転。
相手をかわしてミドルシュートに行きますが、GK藤田がセーブ。
36分にもジェフのチャンス。
新井一機からのロングパスから、ゴール前へ飛び出していった日高が狙いますが、ジャストミートせず。
その後もジェフがボールを持つ時間が目立ちましたが、ゴールは生まれないまま折り返します。
■鈴木大輔の退場も見木が試合終盤にゴール
48分、ジェフの攻撃。右サイドからのロングスロー。
田中が投げると、呉屋が頭で狙いますが、ゴールの上。
51分、ジェフの攻撃。
左サイドの日高からスルーパス。
ドゥドゥがPAで仕掛けると、相手の足がかかってファールのように見えましたが、ノーホイッスル。
59分、ジェフは風間を下げて米倉を投入。
田中が左に回り、ドゥドゥと呉屋の2トップに。
63分、栃木は神戸、西谷、宮崎が下がり、佐藤、高萩、矢野が入りました。
71分、ジェフはドゥドゥ、呉屋を下げて、福満、高木を投入。
福満がトップ下、高木が左で、田中が前線に回りました。
72分、栃木は福森を下げて、吉田を起用。
80分、栃木が決定機。
佐藤から裏への動き球のパスを送ると、矢野が鈴木大輔の裏を取って倒れてPKとレッドカード。
これをイスマイラが蹴りますが、GK鈴木がファインセーブ。
その直後、ジェフは田中を下げて佐々木を入れると、守備時は高木が前線、右WBに福満、高橋が右CBに回った5‐4‐1に。
82分、ジェフの高木が右サイドでクロス。
日高が繋ぎ、田口のシュートのこぼれを、見木がオーバーヘッドで狙いますが、ゴールの右。
その直後には栃木のチャンス。
吉田のクロスをイスマイラが狙いますが、GK鈴木の正面。
84分、栃木は大島を下げてレアンドロを投入。
このまま引き分けかと思われた95分、ジェフがゴール。
右サイドからのCK。
田口が蹴るとニアで佐々木が合わせて、GK藤田が弾き、見木が押し込んで1‐0。
その後、栃木のロングスロー。
佐藤祥のゴールは決まらず、1‐0で逃げ切りました。
■栃木のジェフ対策とジェフの打開策
栃木は守備が固かったですね。秋田も堅守ではありますが、引いてスペースを消すことと、球際での強さがベースだったと思います。
しかし、栃木は組織的で、ジェフを研究した守り方をしてきた印象です。
栃木はともかく田口へのコースを消すことで、ジェフの攻撃を遮断しようとしてきたのではないかと思います。
3‐4‐3の守備で、プレスにいく時はイスマイラが前にいく分ボランチが前に出て田口を見て、引いて守る時はイスマイラが田口をしっかりとケアする。
ジェフのSBがボールを持った時にも、必ず誰かが斜め中央へのコースを消して、田口にボールを入れさせない守備をしてきました。
それ以外の守備も非常に良く、ジェフの横パスやバックパスなどが少しでも遅ければ、一気に後方からつめてくる。
ボールへの出足も早く、運動量も豊富で、セカンドボール争いでジェフが後手に回ることが多かった。
ジェフはやはりアウェイだと若干コンディションに苦労するところがあるのか、動きの面でもう一歩だったようにも思います。
ただ、ジェフも少しずつ変化を加えて、栃木の守備を打開していきました。
30分過ぎからは左インサイドの位置から見木が下がって受けるようになって、ボールを上下に動かせるようになった。
田口を経由するのではなく、見木を経由することで、ボールを動かせるようになっていきました。
後半からは田口と見木の立ち位置を入れ替えるなど、動きを加えることで違いを作っていった印象です。
特に15分過ぎからは栃木が引いて、2CBがボールを持たされるような時間も作られてしまいました。
ただ、そこからはうまく打開した展開も作れたのではないでしょうか。
それでも、試合終盤までゴールを奪えなかったのは課題ですね。
栃木の守備への集中力も高かったですし、セットプレーでも守備に強さがあった。
あとはやはり最後の精度ですが、そこは永遠の課題だと思います。
小森も不在でしたが、呉屋も健闘していたと思います。
ここ数戦は小森もゴールから遠ざかっていて、下がってチームを助けることが多かった。
その点では呉屋も頑張っていたと思うので、後はやはりゴールですね。
劇的な展開でしたから、さらに勢いに乗れるかもしれません。
順位もついに6位にまで上がりました。
ただ、得点面はまだまだ課題ですし、小森や鈴木大輔の離脱も気になるところですから、足りない点にもしっかりと目を向けて、最後まで戦い抜きたいですね。