本日2024年4月1日をもちまして、ゆっくりいこうはブログ20周年を迎えました。
スタート当初の記事は恥ずかしくなってだいぶ削除してしまいましたが、今思えば残しておけばよかったかなぁとも思います。
まさか、ここまで長く続けるとは思ってもいませんでしたので、記録に残すという意識もあまりなかったのだと思います。
20年も経ちますと、ブログを取り巻く環境も大きく変わっていきます。
Wikipediaによると、ブログサービスが始まったのは1999年のアメリカで、2002年から日本で普及したということですから、2004年に始めた私は、比較的早いタイミングでブログを始めていたことになります。
しかし、現在はSNSの普及もあってブログは古いサービスといったイメージもあり、Wikipediaのブログの歴史を見てもここ5年で多くのブログサービスが終了していることがわかります。
最近では「タイムパフォーマンス(タイパ)」なんて言葉が流行っているように、いかに時間を効率的に使うかが大事な時代。
ネット上でも必要のない物や虚偽の物も含めて多くの情報であふれ、それを取捨選択するだけで時間がかかってしまいます。
そんな中で、だらだらとサッカーやジェフを語り、二次ソース、三次ソースにあてはまる私のようなブログが生き残るのは、簡単ではない状況だと思います。
とはいえ、一方でそういった忙しない時代だからこそ、「チル」という言葉も流行っているのでしょう。
「ゆっくりする」、「のんびりする」という意味の言葉で、情報を追うだけでも疲れてしまう状況にあるからこそ、生まれた言葉なのかもしれない。
その間に頭を整理する、休ませることも大事なことだと思いますし、そういった立ち位置にブログが収まればとも思います。
ゆっくりという表現が怪しいとは昔から言われていましたが、このブログも一応「ゆっくりいこう」を名乗っています。
当初は別のウェブサイトを作って、こちらではゆっくりと文章を書いていきますよという意味だったのですが、ブログの方が使い勝手が良く、早々にこちらがメインになってしまいました。
ということで、本来の意味ではないのですが、情報をゆっくりと精査するという意味で、今後もやっていきたいと思います。
一方で少しずつでも新しいチャレンジを実施していこうという気持ちはあって、昨年からYoutubeも始めています。
2013年にはニコニコやポッドキャストでラジオをやりましたし、動画などには以前から興味もありました。
正直二足の草鞋は時間的にもかなり厳しいのですが、ブログだけでは限界も感じますし、動画の方も頑張っていきたいと思います。
ブログの方は以前のように平均して多くのアクセスが来ているわけではないですが、跳ねる時は一気に跳ねるというのが近年の傾向にあります。
その要因もわかってはいるのですが、また数年後には状況も変わるかもしれない。
先ほども言ったようにネット上でのチルを求めて、ブログが盛り上がっていく可能性もあるかもしれません。
ただ、希望的観測ばかりをしても仕方がないですから、こちらもゆっくりとやっていきたいと思います。
冒頭で話した通り、記録に残すということも大事だと思いますし、情報をしっかり精査することも今の時代だからこそ必要な部分があると思います。
それと共に、常日頃から思ってはいますが、もっと綺麗で鋭い文章を書けるように努力していきたいです。
最後になりましたが、ここまでこれたのも皆様のおかげです。
年に何度も辞めようかなと考えますし、近年では20周年で終わってもいいのではないかとも思っていたのですが、多くの皆様に見ていただくことで続けることが出来ています。
どこまでやれるかはわかりませんが、今後ともよろしくお願い致します。