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今季もシーズン終盤の追い上げでプレーオフ進出を目指すジェフ

 先日、Youtubeの方に、新しい動画をアップしました。
 今季も現在のジェフの状況を確認すると、もはや定番となっているシーズン終盤の追い上げから、上位進出を目指すしかないというところだと思います。
 それに合わせて、過去の"シーズン終盤の逆襲"を振り返り、傾向や課題に関してまとめていった動画となります。

 ちなみに、この動画の内容は、先日の仙台戦前から考えていたものでした。
 ちょうど仙台戦でジェフが久々の勝利を上げたことで、ここから反撃が見られるのかといった展開となってきましたね。
 動画の方も、よろしくお願い致します。

www.youtube.com

 久しぶりに過去のチームに関して触れられる機会が生まれて、懐かしさも感じました。
 木山監督時代は、もう12年も前のことになるんですね。
 そこから多くの選手がジェフでプレーしてくれたわけですが、今でもクラブはJ2で苦労しているということになります。

 苦戦している要因の一端が、総合的にクラブとしての安定感がなく好不調の波が激しいこと。
 一時期の勢いで成果を残してしまう傾向もあるため、根本的なチーム作りにおける課題などが埋もれてしまうことも多いのではないでしょうか。
 これに関しては長期的な視野をもって、改めてしっかりと反省しなければいけないところではないのかなと思います。


 そういった意味では、本来"シーズン終盤の逆襲"に頼ってはいけないとも思うわけですが、ここまでくれば仕方がないというような現成績となっています。
 動画本編でも取り上げましたが、現在8位のジェフは自動昇格圏内の2位横浜FCとは20も差が開いています。
 残り10試合ですし、ここからの自動昇格は現実的ではないでしょう。

www.jleague.jp

 現在勝点40のジェフが、例え残り10戦を全勝で終えたとしても勝点70止まり。
 横浜FCは現在勝点60ですから、残り10試合で勝点11以上を稼げば、ジェフより上は確定ということになります。
 ここから全試合に引き分けても、1勝2敗ペースでもジェフの勝点上限70と並ぶことになります。

 横浜FCは28試合経過時点で勝点60を稼いできたということで、平均勝点は2.1ペースで戦っています。
 その2位横浜FCと首位清水のここまでの成績を考えれば、ジェフの逆転は相当厳しい数字になります。
 さらに当然8位の位置から他のチームも上回らなければ2位まで上がらなければいけないわけで、余計に難しい状況にあることになりますね。


 現実的に見れば、プレーオフ進出がジェフの現時点での目標で、ここから"シーズン終盤の逆襲"を果たしてそれを果たせるかといった立ち位置だと思います。
 ただ、プレーオフ進出を果たしたからと言って、最大の目標である昇格が決まるわけではない。
 これだけプレーオフに出場してきて失敗を重ねてきたチームなのですから、そろそろプレーオフも踏まえた準備も考えて欲しいところではないかなと思います。

 もちろん、とはいえ、プレーオフ進出も簡単な状況ではない。
 順位表を見るとジェフ以下も非常に混戦となっていますし、例年ジェフ以外のチームでも終盤に成績を一気に伸ばしてプレーオフまで進出してくるチームもある。
 プレーオフに進出してそこから悲願の昇格を果たすためにも、勢いだけではなく、総合的な力も蓄えながら、シーズン終盤の勝負に向かっていってほしいところですね。