大宮戦では、気温が高くピッチコンディションも酷い中、接戦をものにしたジェフ。
この試合で得た自信を、今後に生かして欲しいですね。
気温が高いとジェフのサッカーは不利といわれています。
やっと気温も下がってきたわけだし、ここからいけるところまで巻き返したいですね。
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大宮戦では、気温が高くピッチコンディションも酷い中、接戦をものにしたジェフ。
この試合で得た自信を、今後に生かして欲しいですね。
気温が高いとジェフのサッカーは不利といわれています。
やっと気温も下がってきたわけだし、ここからいけるところまで巻き返したいですね。
神戸戦で悩みを吹っ切り、新しい羽生が見れたような気がしたので、このタイミングでの羽生の怪我は私にとっても非常に残念です。
今年の羽生は「フィニッシュの精度」を課題に置いていて、フィニッシャーとしてのプレーに重きを置いてきたのですが、羽生の良さはやはり「パイプマン」とか「潤滑油」とかで形容されるように、周りの犠牲になるプレーだと思います。
足元が下手なわけではないからフィニッシャーとしてもプレーできるように見えますが、残念ながら身体は大きくないので相手DFに突っ込んでいて勝負が出来るわけではないし、特別にシュートやパスが上手いわけでもありません。
だから、代表でははっきりと突っかける方の仕事(フィニッシャー)を任されていますけど、どうにも無理をしているように見えてしまうし、効果的ではありません。
突っかけるタイプが他にいないから、仕方なくやっているという感じでしょう。もっとも、俊輔とか遠藤あたりが突っかけていった方が、絶対に効果的だと思いますけどね。
そのあたりをオシム監督はどう考えているんでしょう…。
その代表での役割を反面教師にしたのか、あるいは俊輔や遠藤のプレーから盗んだのか、「アジアカップを通じて自分が起点になるプレーを学び、心がけた」と神戸戦の試合後に語っています。
しかし、これからの羽生のプレーに期待していたところでタイミング悪く負傷…。
ぜひとも早くピッチに帰って来て欲しいですね。
取り上げ損ねていたニュースです。
今年になって急成長しているというジェフU-18高田が、ついに代表候補まで登りつめました。
おめでとうございます。
さて、これで結局誰が昇格するんでしょうね。
多数の選手を昇格させたら、その分去っていく選手も増えるわけで…。
ともかく、ジェフU-18が充実してきているわけですから、嬉しい話しです。
岡田監督のインタビューに関しての記事ですね。
全編通して非常に興味深い内容になっています。
外国人監督についてですね。
「日本人にはやはり外人コンプレックスがある。同じことを言っても、日本人なら議論になるが、外人に言われたら、まあいいかってなる」
(中略)
「日本というのは空気で左右される。それに逆らっていくのはめちゃくちゃ勇気がいる」と、一方向に流れて、理性的な判断を失いがちな中では、現実的な外国人監督の目は必要だという考えだ。
ここが一番のポイントですね。
「今、日本人の子供は、ボールコントロールはめちゃくちゃうまい。世界でもトップレベル。でも、それをいつどうやって使うのかが分かっていない。日本人は学び好きで、教え好きな分、自分で判断さすようなことが苦手。自分も横浜マリノスで失敗している」
そこで明かしたのは、03年、04年とマリノスを優勝させ、臨んだ05年、06年シーズンのこと。岡田さんの戦術への信頼が、かえって選手の判断力を奪ってしまったという反省から、選手自身が判断する戦術に移行を試みたが、結果は出せず、結局、06年のシーズン途中で、岡田さんは監督を辞任することになった。
実は、僕はこの勝てなかった2年間、マリノスの試合を取材することが多かった。当時、岡田さんが盛んに、「今季はおれは何も言わない」という意味のことを繰り返していたが、選手の方は「どうしていいか分からない」と戸惑っていた。ジーコ前日本代表監督も、自由ということがキーワードだったが、結果的にはその自由をうまく使いこなせなかった。サッカー界に限らず、日本社会全体が抱える課題とも言えそうだ。
勉強になりますね。
「横浜マリノスの監督時代の話。攻撃時に一番よいのは、真ん中から攻めてそのままゴールすること。しかし相手もそれが怖いから、真ん中は固めている。それでも無理に攻めると、相手にボールを取られカウンターアタックで失点してしまう。実は試合全体の失点の30%がカウンターアタック。そのため、ボールを受けたら無理せずいったん外に蹴り出せ、と教えた。そうすると実際に失点が少なく勝ちが多くなる。選手はボールを受けた以上、ドリブルで攻め込みたいが、監督の指示に従って嫌々蹴り出していた。そのうち勝ち始めると、中も見ずに蹴り出すようになった。「あっ」と思った。嫌々のうちはいい、一番大事な真ん中を見ていれば。しかし、勝っているうちに方法論に染まってしまった。「俺はこいつを殺してしまったかもしれん」と思った。そうなることは最初からわかっていたが、監督としては勝ちたい。その近道を提示してしまって、最も大事なものを失わせてしまった。」
アマル監督もそのためかなるべく指示は出さないようにしているようですけど、そのことに文句を言う人もでてきちゃうわけで色々と大変です。
教える側の立場になれば、本当はどんどん指示を出しちゃいたくなると思うんですけどね。
で、ジェフの選手達は最近のコメントを聞くと、自分達で考えるように成長し始めてきているようです。
それが監督のおかげなのか、選手の実力なのかはわかりませんけどね。
それにしても、岡田監督はサッカー界に戻ってくるつもりはないのかな。
経営の話しが続いていてちょうどタイムリーな話題なので、取り上げておきたいと思います。
昨シーズン、ハイバリーからほぼ倍規模となるエレミーツ・スタジアムに引越ししたアーセナルは、入場者収入もほぼ倍になったとのこと。
やはりハコが大きくなければ、多くの日本人サッカーファンが指摘するような「サポーター(の財布)がクラブ経営を支える」のは難しくなるわけです。
入場料で人件費を支えるだけでも、客単価と集客率が高いことを前提に4万人収容レベルのスタジアムを各チームが持たなきゃいけない感じではないでしょうか。
まぁ、まず無理でしょう。
逆に考えるとスタジアムの大きさに伴い収入も増えていく可能性があるわけで、Jリーグの階層もますますはっきりしてくるのかもしれません。
もっとも日本では名古屋のようにトヨタが大幅な援助をしているところなんかも出てきてしまうから、話しがややこしくなったりするわけですが…。
とはいえ、スタジアムという観点、スポーツという観点ではスタジアムが大きければいいというものでもないわけで。
埼玉スタジアムなんかもその大きさから迫力はあるけど、上段のほうの客席からは見えにくかったりするし、日産とかは論外でしょう。
(もちろん大きくて観やすいスタジアムがそれが一番だけども。)
となるってくると、やっぱりスポーツで稼ぐってのはなかなか難しいなということになり、じゃあ親会社がサポートしてあげましょうかという話しなってしまう…。
まぁ、だから少しずつでも着実に稼ぎ親会社からも少しずつ離れていくしかないんですよね、結局。