巻がアムカル・ペルミ移籍に際し、記者会見を行ったとのこと。
その中で巻は「笑われるかもしれないが、このクラブは僕にとってマンチェスターUやバルセロナと同じ価値がある。また戻ってこられるように頑張りたい」と、ジェフにとって非常にうれしいコメントを残してくれたそうです。
本当に巻はジェフを愛してくれていたんですね。
それがこんな形で表に出ることになったことが、残念でなりませんが…。
エルゴラのweb版BLOGOLAには移籍会見の全文がアップされています(その後ジェフ公式サイトにも出ましたね)。
文末に書かれているエルゴラの杉山さんのご意見も含め、非常に興味深い内容になっています。
自分の意見は既に述べたつもりですので、今回は多くを話しません。
ぜひ会見の全文を読んでみてください…。
(日刊の記事も気になりました。社長の方ではなく、巻の言葉の分析に関して。相変わらず言い過ぎな感はありますけど。)
なお、巻がアムカル・ペルミで2年契約、背番号は9となったことは先日伝えましたが、日刊の記事によるとその背番号9は元ロシア代表でチームでは伝説的な選手にだったFWパラモノフがつけていた番号だったとのことです。
08年までプレーしていたそうですし、永久欠番とまでいくのかどうかはわかりませんけど、アムカル・ペルミで337試合に出場し171ゴールも上げた選手とのことで、重い背番号を受け継いだのは事実なのではないでしょうか。
この選手のことのようですね。
また、こちらや、こちらなどで(一部内容が重複していますが)、巻が現地メディアでのインタビューに答えています。
ロシア語なのでおおよそ内容しかわかりませんが、今までの経歴やこれまでの日本や海外からのオファーがあったけれど断りジェフに残り続けていたこと(この部分の内容はスポニチにも掲載されています)、「効き足は頭」であることなどを話しています(笑)
また、アムカル・ペルミは人工芝のスタジアムを使用しており、現在のチームは攻撃面に課題があることなどについても触れています。
こちらには、先週末0-1で敗戦を喫したアムカル・ペルミのラキモフ監督のコメントが掲載れているのですが、現在は怪我や病気などで12人もの選手が戦線を離脱しているとのこと。
攻撃陣の選手に負傷者が続出しているという記事は他でも目にしていましたが、本当にひどい状況なのかもしれませんね。
現在の順位も残留圏内ギリギリの14位となっています。
ラキモフ監督は「8月1日に日本から来る巻誠一郎や守備的MFルカ・ジンコ(スロベニア代表でのプレー経験もあるそうです)に期待している」と述べているようです。
チーム状況があまり良くないこともあって、巻への期待はかなり高まっているようですね。
ぜひその期待にこたえられるようロシアでも頑張ってほしいと思います。