横浜FC戦では42分に、エドゥアルドがヘディングシュートでゴールを決めてジェフが先制しました。
序盤からハイプレスでジェフが攻め込むもゴールを奪えず、前半途中からは若干勢いが止まってシュートまで持ち込めない嫌な雰囲気も感じた展開でしたので、この時間のゴールは大きいものだったと思います。
ゴールシーンを振り返ると、田口、山越と繋いだサイドチェンジから、中盤で受けた高橋がアーリークロス。
これを2列目から走り込んでいったエドゥアルドが頭で合わせて、ダイナミックなゴールを奪っています。
#8月3日 #第25節#横浜FC
— ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) 2024年8月3日
ゴールシーンをPLAYBACK📹
42分#エドゥアルド 選手のゴール✨#髙橋壱晟 選手のクロス
ヘディングで合わせた先制ゴール⚽️
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まず高橋のアーリークロスが非常に綺麗で、長い距離ながらも見事に合わせています。
後半は守備面で苦労した高橋ですが、休みも挟んでコンディションも良いのかなと感じました。
また、エドゥアルドも、うまくクロスに合わせています。
良いボールだったとはいえ、斜め後方から来た難しいボールに対して、しっかりと力を乗せてミートしています。
うまく当てなければ吹かしてしまうようなシーンでしたし、素晴らしいシュートだったと思います。
ただ、もう1つポイントなのは、クロスを上げた選手もシュートを放った選手もどちらもフリーだったこと。
いずれもフリーだった状況では、ゴールになる可能性が非常に高まる。
高橋に関しては基本的に横浜FCの守備が後方で跳ね返すことが多いので、中盤後方外寄りのエリアであればフリーになりやすいところもあるでしょう。
それよりもゴール前でフリーになったエドゥアルドの受け方がうまく、2列目から走り込んでいったことでマーカーをかわしています。
さらに言えばエドゥアルドの前方で小森と横山が重なりかけていましたが、小森はファーに、横山は弧を描くように一度膨らんで、ニアに走り込んでいる。
特にこの横山の動きが効いていたと思います。
これによって相手CBンドカは、前に横山、後方にエドゥアルドがいる2対1の局面に。
本来は左CB福森がもっと絞るか、ユーリあたりがエドゥアルドについていくべきではないかとも思うので、相手の守備も怪しいところがありましたが、いずれにせよ前線の動きとエドゥアルドのゴール前への侵入のうまさもあって、生まれたゴールだったと思います。
横浜FCの3バックはパワー・テクニック系の選手が多く、スピードやアジリティの部分では苦労していた部分があったのかもしれません。
これがエドゥアルドにとって今季初ゴール。
長らく怪我で苦しんでいたこともあり、今季ジェフに加入してまだ7試合しか出場できていません。
それでも攻守にパワーを見せて粘りのある対応がこの日も出来ていましたし、やはり能力の高い選手だと思います。
さらにヘディングのうまさも感じて、今回のシュートも距離がある難しいものだったと思います。
3月10日の群馬戦でもセットプレーからエドゥアルドのヘディングシュートがこぼれたところを、佐々木が決めてゴールを奪っています。
やはりエドゥアルドのヘディングシュートは武器になりそうですね。
ただ、こういったエドゥアルドの武器を、チームとしていかに活かしていくのか。
今ジェフに求められるのは、ミクロな部分よりマクロな部分の整備ではないかと思いますから、エドゥアルドなどをうまく活かせるチームを作れるかが問われるところですね。