当ブログはプロモーションを含みます

江尻氏が千葉監督就任断る

 江尻さんには大事な五輪がありますから、断られても当然でしょう。
 ここで、受けたら逆にどうなのかなと思います。
 反町さんと井原コーチがもっとうまくいっていたならば、可能性はあったかもしれませんけどね…(笑)
 






 もっとも、私は江尻さん面白いかなと思っていたのですが…。
 オシム監督のサッカーも知っているし、祖母井さんの信頼も厚いようだし。
 監督の経験がないのは心配ですが、新たなスタートを切るのであれば、さほど悪くはないのかなと…。


 ちなみに、江尻さんは新潟に行く時、こんなコメントをしています。


「監督になりたい」という目標のために、もっとチャレンジが必要だと考えて移籍を決めました。この6年間、ジェフのコーチとしていろいろな監督の下で勉強することができました。その学んだことを新天地で自分流にアレンジして、いい指導ができればと思っています。数年後、ジェフにかかわるすべての人たちに、『戻ってこい』といわれるようになるまで頑張ります」
ジェフ公式サイト
 これを呼んだとき、「ああそうだよな。ジェフの欧州監督路線では監督は無理だしな…」なんて思っていたことを思い出しました。

ジェフがU-22代表DF伊野波獲得へ

 やっぱり、伊野波は欲しいですよね。
 リベロも出来て、両サイドバックもできる選手…。
 次期監督がリベロシステムを継続するかどうかは知らんが、もし4バックにしてもサイドバックで使うことが出来ます。
 ジェフの補強ポイントを考えれば、これ以上ない選手だと思います。


 ただ、FC東京さんがOKしてくれるかどうかは別ですが(笑)










 そういえば、伊野波が本格的にユース代表入りしたのはジェフとの練習試合でした。
 大熊さんが当時全国的には無名だった大学時代の伊野波を千葉合宿に招集し、そこで素晴らしいプレーを見せました。
 私もその練習試合見てたんですよね。
 その時から、いい選手だなぁと思っていました。
 もっとも、当時はボランチがメインでしたけどね。
 そういう意味では、ジェフとも浅からぬ縁がある選手だと思っています。

 
 
 …昔話が多いのは、気のせいです(笑) 

DF最高3億円!G大阪が水本獲り

 これは今のところないだろうと思います。


 G大阪は早い段階で大分の福元にオファーを出しており、福元をそれを認めています。
 しかも、シジクレイの穴を埋めるため新外国人の獲得が濃厚な上、マグノ・アウベスの退団で外国人FWも探しているそうです。




 出費がかさむ年になるわけですし、今年はないんじゃないでしょうか。
 福元へのオファーと、家長の動向次第(移籍金が発生する)では、わかりませんけど。


 水本からしても、五輪がある年に山口+外国人DFが基本となるクラブに行くのは、デメリットなんじゃないですかね。



 もっとも来年はわかりませんが。
 特に、阿部を崇拝しているところが気になります(笑)
 「ACLに出場したいから移籍します」とかいわれると、困っちゃうんですよね…いろんな意味で。
 やっぱり、ACLを目差さなきゃいけないのか、となりますし…。









 ところで…。


水本自身は、プロ入りのきっかけをつくってくれた千葉の昼田強化部長を信頼しており、千葉でのプレーを最優先に考えているという。ただ、G大阪以外にもFC東京名古屋などが興味を示しており、北京世代最高DFをめぐる争奪戦の動向が注目される。
 また名古屋さんか!(笑)

CWC エトワール・サハル - パチューカ

 応援しようと思っていたパチューカがいきなり敗退…。
 残念です。




 メキシコリーグはレベルも高く、熱狂的なファンがいることで有名です。
 メキシコ代表の質の高いサッカーも、メキシコリーグが支えている部分が大きいそうです。


 しかも、事前の練習試合でジェフが4-2の勝利。
 ますます、気になっていたのですが…。









 試合のほうですが、非常にジェフに似たサッカーをしていたと思います。
 DFからショートパスを繋ぎ、ロングボールは蹴りこまない…。
 こういった相手ならジェフは強いですからね(笑)
 練習試合で勝ったというのも、納得できました。





 大きく違うのは、相手のプレスが激しい時の対応ですね。
 ジェフはDFなどを使い素早くボールを動かして相手の薄いところを狙うのですが、パチューカは中盤の選手がタメのドリブルを多用し、個人技でスペースを作り上げるサッカーをしていました。
(その分、玉離れは悪くなりリスクも増えるけど、メキシコのサッカーにはあっている気がします。) 


 このあたりは、個の能力の差もあると思います。
 メキシコの選手はタメのドリブルが得意で好けども、日本でドリブルといえばまずは相手を抜くことと考えがちです。
 だから、タメのドリブルが出来る日本人選手はそう多くありません。


 そこが日本人選手の「プレッシャーがかかっている時の技術の低さ」にも、つながっているような気もしますが。








 それともう1つの大きな違いは、巻の不在ですね。
 いくら綺麗にサイドの高い位置を攻略できても、中の高さで相手に圧倒的に劣っているパチューカは、なかなかクロスを上げられませんでした。
 例えばもし中央に背の高い巻のような選手がいれば、例え直接得点に繋がらなくても50/50のボールになる可能性があります。
 そこを、背の低い選手が出足で相手に勝ち、ボールを奪えれば…。






 それにしても、やられ方もジェフに似ていましたね。
 攻めてはいたのに、なかなか得点が決まらずカウンターでミドルシュートから失点。
 なんとも残念な、幕引きでした。

広島のJ2降格に思う

 他チームのことなのであまり深くは突っ込みませんけど、他人事とは思えないので一言。


 広島降格が決まって真っ先に思ったのは、ジェフだって降格もありえなくはなかったよな…ということ。
 戦術も近いものがあるし、戦力もほぼ同等でしょう。
 では、違いはなんだったのかということになります。







 ペトロビッチ監督は最後まで頑固な監督さんでした。
 逆に言えば、ジェフはアマル監督の柔軟さで、なんとか持ち直したシーズンだったのかもしれません。
 要点だけいえば、ペトロビッチ監督は最後までDFラインを低めに設定した1ボランチの3-5-2を徹底しましたが、アマル監督は3-6-1でシーズンをスタートし、後半からは新居、レイナウドを起用するなど状況に応じたサッカーをしていたと思います。
 ときには勇人をサイドバックにし、中央は工藤、羽生のみという布陣を試し、成功した時もありました。


 まぁ、アマル監督が平均的でペトロビッチ監督が頑固すぎるのか、それとも逆なのかはわかりませんけど。







 それと、選手達が今のサッカーに慣れていたというのもあります。
 ようするに、チームとしての積み重ね、継続性ですね。
 その分で、広島よりジェフの方が上回っていたのではないかと。 









 ペトロビッチ監督、アマル監督、イビチャ・オシム監督…。
 御三方とも高い理想を設定し、理想を追求する素晴らしい監督です。
 監督ならば必ず誰にでも理想というものがあるはずだと思いますが、それを最後まで追求するというのはかなり難しいものです。
 そこには必ず、現実というものがあるわけですから。


 しかし、この3人は現実にも負けず理想を目差し続けたのです。
 それ自体は素晴らしいことでしょう。


 では、その中で何が違ったのか。
 結局は、指導する腕。要するにチームを理想にどれだけ近づけることが出来るのか、というところでの違いが大きかったのではないかと思います。






 それとペトロビッチ監督のミスは、もう1つあるのではないでしょうか。
 方向性とは、現実と理想を結ぶものだと思っています。
 ですから、高い理想を掲げることだけでなく現実を把握すことも、方向性を決めていく上で重要な要素なのではないでしょうか。
 ペトロビッチ監督の場合は、その現実を把握する部分で大きく間違ってしまったところがあるのではないか思います。