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J2全チームの印象や今季のトレンドに関して動画で取り上げてみた

 5月上旬は時間が取れず、更新が遅れていたYoutubeの動画をアップしました。

www.youtube.com

 J2のシーズン序盤戦が終了したところで、J2全体の傾向を取り上げています。
 当初は全チームにコメントするつもりはなかったのですが、結局J2全体の傾向を確認するためには全チームをチェックする必要があり、どうせならと一言ずつチームの感想をお話ししました。
 その中でも今季J2のトレンドや傾向も見えてきたと思うので、ぜひ動画の方でご確認ください。

 動画の中では駆け足で話してますが、ジェフを客観的に見ると、やはり波が大きい印象があります。
 改めて成績も見返したのですが、勝ったり負けたりで、軌道に乗っている印象がないですね。

www.football-lab.jp

 相性が良い相手には大勝していますが、そうではない相手にはスルッと勝ち点を逃してしまう。
 それもやはり戦い方に、柔軟性や幅がないからではないかと思います。

 1つのスタイルにこだわることはもちろん大事なことではありますが、それだけでは安定した結果が出せないし、安定感がなければ上位進出も難しい。
 これがリーグでも少ないチャンスを狙うようなクラブの立場ならまだいいのかもしれませんが、今のジェフはJ2でも確実に昇格できるチームを作りたい立場となるはず。
 そうなるとチームの軸を作りつつも、さらにその上に積み重ねを作っていかなければいけないのではないでしょうか。

 それと共に厳しいことを言えば、結果的に現在のジェフは勝負にこだわり切れていない印象も受けてしまうのかなとも思います。
 自分たちのサッカーを貫けば、負けてもOKでは許させない立場であるはず。
 今年のジェフは昨年以上にハイプレスだけに偏っているチームになっている印象もありますし、チームの成長という意味でも幅の狭さが邪魔をしているようにも見えます。


 現在の状況からすれば大きく崩れさえしなければ残留争いに巻き込まれることはないでしょうし、プレーオフ進出の可能性は残されています。
 しかし、動画内でも話しましたが、上位2チームは他チームとの差をつけ始めていますし、ジェフも自動昇格圏内の2位長崎との勝点差は12も開いています。

www.jleague.jp

 ここから追い上げて自動昇格を狙うためには、そろそろ本気で軌道に乗らなければいけないというか、もう一皮二皮むけて安定して強いチームにならなければいけないタイミングだと思います。
 それを考えると、成績面でも内容面でもペースが遅すぎるように見えますし、よりシビアに見ていかなければいけない時期に達しているのではないでしょうか。


 ちなみに、昨年も第17節終了時点でのジェフは6勝5分6敗で勝点23。
 現在のジェフは7勝3分7敗で勝点24と、勝点1しか差がないことになります。
 昨年は14位で今年は8位となっているためまだ良いように見えてしまいますが、それも例年J2の中盤は僅差だからこそであり、実際にはあまり成長できていないとも言えるのかもしれません。

 個人的にもう一時的な勢いでプレーオフに滑り込むパターンを見るのはお腹いっぱいですし、真に力をつけて昇格争いに加わりたいところではないかと思っています。
 そういった意味でも、チームとしてもっともっと上を目指してほしいところではないでしょうか。