当ブログはプロモーションを含みます

第18節 ジェフ対岡山戦 プレビュー 4位岡山の守備をいかにこじ開けるか

 上位チームとの試合が続いている現在のジェフ。
 前節は2位長崎と対戦し0-1で敗れてしまいましたが、明日は4位岡山との試合となります。
 さらに、来週末には、現在6位の山口との試合も控えています。

 木山監督が今年も続投となった岡山は、例年シーズン序盤は好調なものの、徐々に苦労していくイメージがあります。
 攻撃面において最後は個々での打開を期待する傾向があるため、チームの伸びしろという意味で課題があるのでしょうか。
 また、前線で攻守に効いていたグレイソンが左ひざを負傷し、全治8カ月という大怪我を負ってしまったので、その影響も出ているのかもしれません。


 このあたりはYoutubeの方でもお話ししました。

www.youtube.com

 ただ、前々節甲府戦、前節仙台戦では、1トップに入ったルカオが活躍。
 3月ぶりとなる連勝をあげており、良い流れが生まれつつあるのかもしれません。


 岡山の基本的なスタイルは変わらず。
 3バックによる堅守をベースとして、攻撃時は後方から細かく繋ぐものの、縦パスは長い場合も多い。
 そこからのサイド攻撃やポストを絡ませた展開が、武器となっている印象です。

 特に守備面では総失点13と少なく、これはJ2でも長崎、いわき、山口などと並んで2番目タイに少ない数字となっています。
 GKブローダーセンやボランチ藤田の補強も大きかったのではないでしょうか。
 木山監督の意向もあってか、全体的に守れて走れる選手が多くなっていますね。


 今季のジェフは前からプレスに来てくれる相手なら、裏やサイドを取って、主導権を握れることが多い。
 しかし、相手に引いて守られると、スペースがなく苦戦する試合が目立つ状況です。
 岡山も極端なハイプレスを仕掛けてくるチームではないだけに、苦手とする相手といってもいいのかもしれません。

 今のジェフにはチームとして自らスペースを作ったり、相手を崩したりといった動きに、課題があるのではないでしょうか。
 その中でも前節長崎戦では、佐々木のロングキックや岡庭のクロス、小森の動き出しで1つ決定機を作りました。
 そういった若い選手たちのポテンシャルに期待しつつも、チームとしていかに守りを固めてくる相手からゴールを奪うのか、工夫と変化を見せて欲しいところではないかと思います。


 岡山は現在8勝6分3敗で勝点30の4位。
 ジェフは7勝3分7敗の勝点24で8位ということで、勝点差は6開いています。
 さらに自動昇格まで考えるとより厳しくなっていきますから、1試合1試合を大事にしていってほしいところだと思います。

www.jleague.jp

 ちなみに、今季の岡山はアウェイで3勝6分と、引き分けは多いですが、負けていないそうです。
 一方のジェフはホームだと4勝1分3敗で、アウェイだと3勝2分4敗とホームの方が、若干勝率が高い模様です。
 コンディションに左右されるスタイルのためか、特に遠方のアウェイで分が悪い印象もありますが、明日はホームフクアリということで良いところを見せて欲しいと思います。